あいちの米たまご
知多常滑市の鶏卵生産者「デイリーファーム」で、愛知県産のお米(籾(もみ))を10%配合した飼料で育てた鶏の卵です。2011年1号配達分〜30号(予定)の間、「生協赤たまご」(6個)に替えて、お届けいたします。
「あいちの米たまご」と「生協赤たまご」とでは、
- 鶏の種類は現在の「生協赤たまご」と同じロードアイランドレッドで、卵の殻色も赤色で同じです。
- 食べた時の風味や卵黄色も、「生協赤たまご」と特に変わりありません。
- 飼料に海藻を加えることでヨード分を補強していることや、大小混サイズも同じ。
- 飼料原料のとうもろこし・大豆油粕も、「生協赤たまご」同様、遺伝子組換えをしていませんが、とうもろこしの一部(配合率は10%)を飼料用米(籾)に置き換えています。

「あいちの米たまご」を作ろうとした思いとは・・・
日本では、飼料(トウモロコシなどの飼料用穀物)の自給率は10%しかなく、年間1400万トン程度が輸入されています。生産国の異常気象や災害で作物ができなくなったら…、価格が高騰して輸出が制限されるなどのリスクがあります。もし畜産に必要な穀物を「休耕田」を活用して飼料米の生産・消費量が増えれば、こうしたリスクが分散されます。
休耕田で飼料米をつくる意味は・・・

田んぼ(水田)は、大事な食料の生産基盤という役割だけでなく、水を蓄え、洪水防止や水源涵養(かんよう)、気温を下げたり、多様な生き物を育てるなど、多面的な役割を果たしています。現在、減反政策により全国にある田んぼのうち約40%の110万ヘクタールもの田んぼが活用されていません。飼料米づくりは、生産調整のしくみの中では転作などと同様となるので、田んぼを有効活用し守っていくことができます。
飼料稲の作付け〜飼料米の収穫
飼料米を作ってくださる地元農家を探し、ようやく知多地域で4名の生産農家がみつかりました。その内3名の方の水田ではデイリーファームの鶏の糞から作った発酵鶏糞堆肥を使って土づくりを行いました。2010年度は4軒の農家の合計で10.2ヘクタール、収穫量は60トンです。

「あいちの米たまご」のための飼料米が完成しました!
飼料米は11月18日に収穫され、いよいよデイリーファームの「あいちの米たまご」用の鶏舎に12月10日頃から給餌されます。
■「地元知多半島の稲作農家と提携し、知多で育ったお米を鶏の飼料として与え、ケイフンを肥料としてお米を育ててもらうなど、地産地消・地域循環型農業を目指したたまごづくりとなります。」 (市田さん)
■「飼料米を作付けして良かったです。飼料米の栽培では、実った後もそのまま乾燥させてから収穫するなどコストをかけないようにしていますが、エサになる籾(もみ)についた雑草などの異物を除去する機械は共同で購入しました。来年も拡大していきたいですね。」 (小島さん)


「あいちの米たまご」のご利用をよろしくお願いします。
卵の生産は、飼料費用が生産コストの約60%を占めます(1kgの鶏卵の生産には3kgの飼料が必要)。輸入とうもろこしに比べ飼料米の価格は約10倍高くなりますので、価格につきましては、通常価で「生協赤たまご」6個・190円 ⇒ 「あいちの米たまご」6個・198円と、8円の値上げをさせていただきます。どうかご理解いただけますよう、よろしくお願いします。
「あいちの米たまご」をご購入いただくことが、食料自給率の向上、資源循環、地産地消のエコ畜産への応援となり、2011年においても「飼料米の種まき」ができることへとつながっていきます。


「地産地消・地域循環型農業のサイクルは、地域の皆様に召し上がっていただかなければ、完成しません。組合員さんには地域の農業を支えるためにも、「あいちの米たまご」をたくさん召しあがっていただきたいと思っています。
日本に元気がない今だからこそ、地元から盛りたてて私たちの大切な食料を守っていこうではありませんか。」 (市田さん)



